こんにちは、講師の松山(MACHO)です。今回はリーディング講座の第3回をお送りします。
先回に続いて、素早く・正しく読解するための要の1つである、「接続詞」についてお話させて
いただきます。今回は、「[従属]接続詞」と、「[特別]接続詞」です。
1 [等位]接続詞: and / but / orなど
2 [従属]接続詞: when / if / becauseなど
3 [特別]接続詞: that / when / if / whetherのみ
2 SV(節という単位で呼ばれます)のカタマリを、<副詞>にまとめる働きを持つ接続詞です。
3 SV(節)のカタマリを、1)[名詞] 2)<副詞>のどちらかにまとめる働きを持つ接続詞です。
今回は、その中でも最も使用頻度の高い、「that」を取り上げます。
例文1) It is necessary [ that you go right away ].
このthat節のカタマリは、[名詞]か<副詞>のどちらでしょうか。判別方法は至って単純で、
「そのカタマリを除いても文意が理解できるかどうか」を試すのです。例文のthat以降を除くと、
「それは必要だ。」が残ります。当然、「それ」が不明となり、文意が理解できません。したがって、
that節は[名詞]であると判断できます。因みに、文頭のItは仮主語と呼ばれるもので、後続の
that節を指示する働きを持ちます。
《日本語訳》 「君が今すぐ出発することは必要です。(すぐに行かなかんよ:瀬戸弁)」
例文2) It was such a wonderful moive < that I watched that ten times! >
ではこの例文のthat節はどちらでしょうか。that以降を除くと、「それは大変素晴らしい
映画だった。」が残り、文意は十分に掴めます。つまり、that節は<副詞>であると判断できます。
ここからが重要ですが、副詞のthat節は、前方にある単語と連関して、文意に影響を与えやすい
存在です。今回はsuchと連関し、such ~ that… 「とても~なので、(結果)…だ」という文意を与えています。
《日本語訳》 「それは大変素晴らしい映画だったので、10回も観てしまいました。」
それでは最後に、前回の学習ポイント(等位接続詞)を入試問題で復習しましょう。
次の英文の下線部の中で、誤りを含むものを1つ選びなさい。
(a)By this time next week, Paul (b)not only (C)will have memorized the words,
but he (d)will also learn the melody of the new song. (明治大学)
正解は、(d)です。
文意上、未来完了形(will + have Vp.p.)を使う必要がありますので、
butの前後では「等しく・平行」に、
(d) will also have learnedと結ばなければなりません。
☆★☆編集後記★☆★
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押し寄せて個人的には少しセンチメンタルになっております。笑
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