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『恥ずかしい英語の聞き間違い2』 |
2008/11/09 |
西澤 |
恥ずかしい英語の聞き間違い2
時間は遡ること江戸末期、黒船到来後、当時鎖国をしていた日本にたくさんの
外国人が日本にやってきました。
イギリス人、オランダ人、ロシア人などなどです。
その中で当時メリケン人といわれていた人達がいました。
メリケン人ってあまり馴染みがないですが、実は今でもある国の事を間違えてメリケン人と呼んでいました。
さてここで問題!
メリケン人が今でいう何人の事でしょうか??
ヒント:
日本人には聞き取りづらい音、ほとんど発音されていないある音が抜けています。
答え
アメリカ人。
American ですが、初めの”a “の音がほとんど発音されていないため、
当時の人はアメリカンがメリケンと聞こえていたようです。
上記のように英語の発音は日本語とは異なり、はっきり発音しない音がありますので、
これがリスニングを困難にしている、または日本語英語に聞こえる理由
の1つとなります。
ここででてきた”a”ですが母音の1つとなります。英語の母音はなんと
11音あると考えられています。詳しく知りたい方は音声学を勉強されてみてください。
他にも発音しないまたはほとんど発音していないパターンを3つ紹介します。
1. ~ing の”g”の音
2. excuse me の 初めの”e”の音
3. because のs “be” の音
まず1ですが、 例えばdoing カタカナにあらわすと日本語英語の場合
「ドゥーイング」となりますが、ネイティブは「ドゥーイン」
と発音しているようです。
動詞のing形以外にも他にもingで終わる語にも同じことが言えます。
something 「サムスィン」
anything 「エニスィン」
2は日本語英語の場合「エクスキューズミー」となりますが、ネイティブは
「クスキューズミー」と発音しているように聞こえます。
3は日本語英語の場合「ビコーズ」となりますが、ネイティブは「コーズ」
と強調して理由を言いたい時を除いてこのように言うようです。
このように知らないと気づかない英語の発音の仕方はあります。これが英語を聞きにくくしています。 TOEIC part 1と2では英文が短いので特に要注意です。
逆に知識として知ってさえいれば、前よりずっと聞き取りやすくなりますし、
話す時もかっこよく聞こえるのではないかと思います。
☆★編集後記☆★
急に寒くなりましたね、風邪などひいていませんか?さあ、トランスワールド
のメルマガの時間となりました。今回は発音に関する記事でしたね。発音は
意外と軽視されやすいですが正しい発音やリエゾンを知らないばっかりに
書かれていれば理解出来るものも、ネイティブに正しく綺麗に発音されると
全く聞き取れない人は意外と多いんですよ!英語は結構話せるけど、日本語訛りの
きつい人をたまに見かけますが、やっぱり綺麗に発音できるに越したことはないので
是非ネイティブらしい発音や音の仕組みをこの機会にしっかり学びましょうね!
それでは次回もお楽しみに!!
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