みなさんはじめまして、カウンセラーの西澤です。
9月に気持ち涼しくなりましたね。私はアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスに2年、サンフランシスコに半年住んでいましたので、
アメリカに興味がある方お気軽に声をかけてくださいね。
では早速ですが、1つクイズがあります。
次の会話はとあるアメリカにあるレストランでのウエイターと日本人観光客会話です。
その日本人観光客は飲み物、料理の注文が終わった後、次のようにウエイターより質問されました。
“ Soup or salad?”
その質問に対してなぜかその日本人観光客は “No No just medium please” と答えました。
ウエイターはもちろんのこの返答に対して『何を言っているんだ・・・??』と思いました。
??さてここで問題??
どうしてこの日本人観光客はこう答えてしまったのでしょうか?
単語を聞き間違えたのでしょうか? いえいえ、単語は難しくないので聞き取れていました。ではどうして聞き違いをしてしまったのでしょうか?
ここでヒント
その人の答え “No No just medium please” にあります。Medium??
普通サイズでくださいと言っています。
★☆答え★☆
日本人観光客はこう聞き取ってしまいました。
“super salad” スーパーサラダ つまり 「特大サイズのサラダが欲しいか?」
と聞かれたのだと考えました。
そこで彼は特大は食べられないので「普通サイズで良い」と答えたのです。
ではなぜsoup or salad がsuper salad と聞こえてしまったのか?
これはsoup とor がくっついてsuperと聞こえてしまったのです!!
これは日本語にない、英語のリスニングを難しくしているポイントの1つの
リエゾンで前後の単語がくっついて1つの単語のように聞こえる事です。
1つ1つの単語はわかっていても2つ以上の単語がくっついてしまったら途端にわからなくなっていまいます。
TOEICのリスニングでも聞き取るポイントになるので覚えておくと良いと思います。
例えばこんな文章・・・・
” She lives in a green house. ”
日本語の発音 「シー リヴズ イン ア グリーン ハウス」
⇒ ネイティブの発音「シーリヴジナ グリーナウス」
She live si na green(h)ouse のようになります。
日本人は単語1つ1つをしっかり分けて発音するので発音が日本語英語に聞こえたり、ネイティブの英語が聞き取りにくかったりします。
この事を英語を話す時、聞くときに注意すると良いと思います。
*ちなみに冠詞の”a” が母音で始まる名詞の前くると”an”
となるにはこのリエゾンができないからです。
逆にいうとリエゾンができないとネイティブは発音しにくいのです。
他にも
an apple アナプル
have a ハヴァ
such a サッチャ
Did you ディッジュ
Do you ジュ ( 文の途中に出てくる場合 例えばWhat do you like?)
talk about it トーカバウトィトゥ
watch out ウォッチァウト
can I キャナイ
think of スインコヴ
like you ライキュ
you and I ユアンダイ
when I フェンナイ
join us ジョイナス
get him ゲリム (アメリカ発音)
if I イファイ
tell us テラス
come here カミア
come in カミン
などなど・・・・です。
話すときちょっと意識して発音してみるとだいぶ英語らしくなります。またリスニング力UPにもつながるので知っておくと便利だと思いますよ。
★☆★編集後記★☆★
こんにちは、日曜日の午後如何お過ごしですか?今回はまぐまぐ初登場
カウンセラー西澤のデビュー作です!如何でしたか?
発音はあまり重要視されない事も多いですが、リスニング力を
あげるためにはとっても必要です!
皆さんもネイティブの発音にしっかりと慣れていきましょうね!特に初心者
の方は参考にしてみて下さい!それではまた来週。
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